

3面待ちの7枚形

まずは3面待ちの形から解説していきます。
3面待ちの代表的な7枚形は下記の9種です。
3面待ちの7枚形
・6連形の真ん中対子
・7連形
・アンコ+シュンツの真ん中トイツ
・アンコ+1つ離れて4連形
・アンコ+1つ空いて数牌+1つ空いてアンコ
・アンコ+1つ空いてトイツ+リャンメン
・一盃口の真ん中アンコ
・シュンツの端アンコ+トイツ
・シュンツの端トイツもう片側カンツ
一つずつ解説していきます。
6連形の真ん中対子
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計3種9牌
【待ちの形】
単騎待ち![]()
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リャンメン待ち![]()
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上記のように6連の真ん中![]()
どちらかがトイツになった場合には多面張となります。
比較的発生する頻度の高い形なのでしっかり覚えておきましょう。
7連形
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計3種9牌
【待ちの形】
単騎待ち![]()
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数牌が7連続になっている形は多面張です。
タンキ待ち3種類の複合系です。
アンコ+シュンツの真ん中トイツ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計3種9牌
【待ちの形】
タンキまたはカンチャン待ち![]()
リャンメン待ち![]()
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わかりにくい形ではありますが、アンコにシュンツがくっつき、その真ん中がトイツになると多面張となります。
こちらも割と発生しやすいタンキとリャンメンの複合系多面張です。
アンコ+1つ離れて4連形
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計3種10牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
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カンチャン待ち![]()
アンコから一つ離れている4連形は多面張となります。
カンチャンを見逃してしまう可能性があるので、チョンボにならない為にもしっかり覚えておきましょう。
アンコ+1つ空いてトイツ+リャンメン
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計3種10牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
カンチャン待ち![]()
リャンメン待ち![]()
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この形もカンチャン待ちを見落としやすいです。
しっかり形を覚えて間違えないようにしましょう。
アンコ+1つ空いて数牌+1つ空いてアンコ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計3種11牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
カンチャン待ち![]()
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なかなか出ない形ではありますが、プロテストにはよく出ます笑
知識として覚えておきましょう。
一盃口の真ん中アンコ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計3種5牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
カンチャン待ち![]()
シャボ待ち![]()
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上記の場合
を一盃口を確定させたタンキ待ちと、![]()
を雀頭として、一盃口のカンチャン待ちにもできる特殊な複合型です。
なかなか出る形ではありませんが、こちらプロテストによくでます。
知識として覚えておきましょう。
シュンツの端アンコ+トイツ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計3種7牌
【待ちの形】
リャンメン待ち![]()
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シャボ待ち![]()
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最初の例題で出した形です。
一番発生しやすい複合系なので、しっかり理解しておきましょう。
シュンツの端トイツもう片側カンツ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計3種9牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
リャンメン待ち![]()
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カンチャン待ち![]()
カンツが出てくるとわかりにくくなりますが、基本は同じです。
タンキ+リャンメン+カンチャン複合系の多面張になるのでしっかり把握しておきましょう。
4面待ちの7枚形

4面待ち多面張は下記の4つです。
4面待ち多面張
・5連形の1つ内側がアンコ
・シュンツの内と端がアンコ
・シュンツの端からアンコトイツトイツ
・4連形の片側からアンコトイツ
・シュンツの真ん中カンツと片側トイツ
・4連形の内側片方カンツ
一つずつ解説していきます。
5連形の1つ内側がアンコ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計4種14牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
リャンメン待ち![]()
・![]()
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目指すべき形の一つです。
この形が仕上がれば、残り14枚からあがることができます。
アンコとシュンツがくっついた時には常に意識するべき形です。
シュンツの内と端がアンコ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計4種9牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
リャンメン待ち![]()
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シャボ待ち![]()
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カンチャン待ち![]()
タンキ・リャンメン・シャボ・カンチャンと多くの複合系多面張です。
しかし手牌で多くのあがり牌を使っている為、待ち牌は9枚しかありません。
多面張の中でも発生頻度がすくないです。
プロテストではよく出る形なので知識として覚えておきましょう。
シュンツの端からアンコトイツトイツ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計4種9牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
リャンメン待ち![]()
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シャボ待ち![]()
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一盃口のひとつくっついた形なので、発生頻度もそこそこ高いので覚えておきましょう。
自分で待ち牌を多く使っている為、4面待ちなのに9枚しか待ち牌が無いのがネックの形です。
4連形の端からアンコトイツ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計4種17牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
リャンメン待ち![]()
・![]()
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カンチャン待ち![]()
この形は発生しやすく、とても優秀な待ちです。
必ず覚えておくべき7枚形ですよ。
シュンツの真ん中カンツと片側トイツ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計4種9牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
リャンメン待ち![]()
・![]()
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カンツを含みと多面張になりやすいです。
雀頭や刻子として扱うことができるからです。
待ちを見逃さないようにしましょう。
4連形の内側片方カンツ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計4種9牌
【待ちの形】
タンキ待ち
・![]()
リャンメン待ち![]()
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こちらも同じくカンツを利用した多面張です。
カンツができた場合には、常に多面待ちを意識しましょう。
5面待ちの7枚形

5面待ちの多面張は下記の2種類です。
5面待ち多面張
・5連形の端がアンコ
・シュンツの端と端がアンコ
一つずつ解説していきます。
5連形の端がアンコ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計5種17牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
リャンメン待ち![]()
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絶対に覚えておくべき多面張です。
形も作りやすく、待ち牌が17枚もあります。
7枚形の中で最も良い形です。
必ず覚えておきましょう。
シュンツの端と端がアンコ
【例】
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待ち牌![]()
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待ち 合計5種13牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
リャンメン待ち![]()
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シャボ待ち![]()
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こちらはなかなか出る形ではありませんが、プロテストでは頻発します。
知識として覚えておくとよいでしょう。
2面待ちの7枚形

多面張と言うわけではありませんが、7枚型の2面待ちを紹介します。
理由としては、多面待ちに見えるけどただの2面待ちであったり、気づきにくい部分があるからです。
よく発生する形でもあるので下記の3つだけでも覚えておきましょう。
2面待ちの7枚形
・四連形の真ん中アンコとトイツ
・4連形+一盃口
・4連形の端アンコに1つ空けて数牌
一つずつ解説していきます。
四連形の真ん中アンコとトイツ
【例】
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待ち牌![]()
待ち 合計2種5牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
リャンメン待ち![]()
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上記の形は頻発します。そのうえ待ちが悪いです。
複合系で待ちが多くありそうに見えるのですが、実際にはただの2種だけなのです。
惑わされる形なので、悪い意味でも覚えておくとよいでしょう。
4連形+一盃口
【例】
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待ち牌![]()
待ち 合計2種5牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
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リャンメン待ち![]()
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キレイな形ではありますが、待ちは悪いです。
タンキとリャンメンの複合ではありますがモロ被りしています。
変化がしやすい形ではあるので、途中の形としては良いですが、最終の待ちとしては悪い形です。
4連形の端アンコに1つ空けて数牌
【例】
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待ち牌![]()
待ち 合計2種7牌
【待ちの形】
タンキ待ち![]()
カンチャン待ち![]()
2面待ちではあるのですが、初心者の方は特に見逃しやすいです。
スジ違いの2面待ちなので読まれにくく、あがりやすいのも特徴です。
覚えておきましょう。
まとめ:7枚形を覚えれば麻雀が上手くなる

今回は麻雀の7枚形について解説しました。
7枚形は一度覚えると、手順を進める中でも〇〇をツモれば5面待ちだからこの形は固定しようなど、とても有効です。
これを機に7枚形をしっかり覚えて雀士としてのレベルアップをしましょう。
今回は以上です。
ちなみに7枚形を利用した多面張の簡単な解き方については下記の記事で見ることができますよ