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本記事の内容
・麻雀の勝てない原因とは
・勝てない時にまずやるべき解決策
・勝てないとわかった局でやるべき戦略
今回は麻雀が勝てない原因について解説していきます。
麻雀の覚えたての頃や、麻雀を長く続けている方も必ず勝てない時がありますよね。
麻雀は運の要素も大きいので、実力だけというわけではありませんが必ず原因もあります。
そんな麻雀が勝てないときの原因について一つずつ解説していきます。
本記事を読み終えることには、勝てない原因を理解し、解決策を知ることができますよ。
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それではさっそく本題へいきましょう。
麻雀の勝てない原因とは
まずは麻雀の勝てない原因について7つ解説していきます。
勝てない理由は当然人によって違うので、当てはまるかどうか確認してみて下さい。
麻雀の勝てない原因 7つ
・負けた時運のせいにしている
・攻めすぎている。
・順位を気にしていない
・安全牌をわかっていない
・牌効率を理解していない
・牌を数えていない
・点数計算ができない
それでは一つずつ解説していきます。
負けた時運のせいにしている
どこの雀荘でもよく見かけるのですが、とにかく運のせいにしている人は勝てなくなります。
運が悪かったことにした時点で、選択が正しかったのか見直すこともできませんし、成長もしません。
これから説明していきますが、麻雀は確率や読みなど技術が大きく影響します。
たしかに運の要素も大きいのは事実ですが全員同じです。
負けた時には運が悪かったと終わらせるのはやめて、必ず原因を探すようにしましょう。
攻めすぎている
これは経験が浅い人に多いのですが、攻めすぎると勝てなくなっていまいます。
攻めることにより、放銃(ふりこむこと)確率を大きく上げてしまう為です。
例えば、あきらかに悪い手牌なのに、無理に鳴いてあがろうとする人ですね。
攻めることは最大の防御といいますが、あがれないと判断した場合には無理に攻め込む必要はありません。
あなたも手牌に見合っていない攻め方をしていないか見つめ直してみましょう。
順位を気にしていない
順位変動を気にせずに役を作りこむと勝てない回数を増やすことになります。
ルールにもよりますが、麻雀は順位変動で大きくポイントがかわる競技だからです。
例えば、南3局でトップなのにさらに上がりを目指して危険な牌をたくさん捨てれば当然放銃し、4位になってしまうことがあります。
ほかにも、1000点で1位になれる局面で、満貫を作りこみ、テンパイを遅らせて流局になってしまうなど様々です。
自分の順位、残りの局数を気にしないで手牌を作る人は勝てない結果を増やしてしまうのです。
安全牌をわかっていない
これは初心者に多いのですが、安全牌を理解していないと勝てない回数を増やしてしまいます。
当然ですが、放銃する回数が多くなるためです。
どんな人でも必ずおりるタイミングがありますが、おりているにも関わらず放銃してしまっては大きな減点です。
おりることが上達しない限り無駄に減点してしまい勝てないことが増えてしまいます。
牌効率を理解していない
牌効率を知らないまま手牌をつくることにより、勝てないことは多くなります。
その理由はテンパイするタイミングを遅らせるためです。
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微差ではあるかもしれませんが、そのロスがとても大きいのです。
「あと1手早ければ上がれたのに」と思う事はよくありますよね?
牌効率を理解していない為に勝てる局が、勝てない局になっているのです。
牌を数えていない
これも初心者の方に多いですが、河に捨てられた牌を把握していないと勝てないことが多くなります。
その理由は、あがれる可能性が低い牌でテンパイすることが発生するからです。
たとえばあなたがもちの
リャンメン待ちだとして、河に
4枚
3枚捨てられているのにリーチしていませんか?
河の捨て牌の数を見ていなければ、気づかずに良い待ちだと思いリーチするでしょう。しかし上がれる期待値が低いのに放銃するリスクを高めます。
その結果勝てない麻雀をしてしまうことになります。
点数計算ができない
点数計算ができないと勝てないことは多くなります。
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さきほどにも同じような話をしましたが、順位の変動を狙うタイミングで、最低いくつの役が必要かわからなくなります。
その結果、無駄に役をつけて、早上がりしないといけない局面で一歩遅れてしまうのです。
大事な場面で上がれる確率が低くなれば当然勝てなくなってしまいます。
勝てない時にまずやるべき解決策
勝てない時にまず覚えてほしいスキルは下記の5つです。
勝てない時に必要なスキル5選
・牌効率を把握する
・安全牌をわかるようにする
・おりるタイミングを明確にする
・あがった時の変動点数を覚える
・関係牌の数は把握しておく
上記の5つを取得できれば、確実に勝率をあげることができます。
それでは一つずつ解説していきます。
牌効率を把握する
まずは牌効率を学びましょう。
牌効率を理解すれば、与えられた手牌でより早くテンパイすることができるようになります。
例えば孤立牌を残す場合は3~7の数牌が良いことはわかりますか?
順子(など並びの1ブロック)を作るときに受け入れ枚数が一番多いからです。
でターツ(後1枚引けば順子になる状態)を作るには
を引かなければいけません。
受け入れ枚数は3種類の4枚ずつなので12枚です。
でターツを作るには
1245を引けばOKです。
受け入れ枚数は4種類の4枚ずつなので16枚です。
極端でわかりやすい例ではありますが、上記の場合より
のほうが1.33倍受け入れ枚数が多いことになります。
そういった確率を上げることにより、勝てない状態から殻をやぶることができるようになるのです。
あなたも「勝てない!」と思っている場合には、牌効率を学びましょう。
牌効率の考え方については近々まとめますので少々お待ちを・・・😊
安全牌をわかるようにする
少なくても完全安全牌と安全そうな牌くらいはわかるようにしましょう。
おりる局面での無駄な放銃や、攻めるときでも親のリーチに対応できる安全な牌などを残すことができるようになります。
あがる点数に直接結びつくわけではありませんが、一発放銃や、あがれない局面での放銃を減らし、負け方を小さくすることができます。
その結果、平均順位がかならず上がります。
ちなみに麻雀の防御力の上げ方や安全牌については下記の記事で見る事ができますよ。
>>>麻雀の防御力を高めて勝率あげる方法【誰でも簡単にできるやり方】
おりるタイミングを明確にする
経験を積むまでは、おりるタイミングを明確にしてみましょう。
セオリーとしては、リーチをうけた時にイーシャンテン(あと1つ揃えばテンパイの状態)であれば攻める価値があります。リャンシャンテン(あと2つ揃えばテンパイの状態)以下であればおりましょう。
リーチをうけた状態で攻めるのは圧倒的に不利だからです。
そして中途半端におりても放銃するリスクをかかえます。
細かく言うと例えリャンシャンテンでも、残り牌の数、手牌の点数、受入数、自分の点数状況など考慮して攻めたほうが良いタイミングはたくさんあるので、大まかにイーシャンテンであれば攻めるのは有りぐらいで認識してください。
この内容に関しては経験を積んで理解するしかありませんが「自分は攻めすぎている」「放銃する事が多いかも」と自覚のある方は、おりるタイミングを明確にすることの効果が高いですよ。
あがった時の変動点数を覚える
何を上がれば逆転できるのか覚えておくことによって勝てない方にとても効果が高いです。
最小限の手役ですばやく順位を上げられるからです。
順位を上げる為に、何をすれば良いか明確になれば、無理に点数を上げなくてもスピード重視であがりにいけます。
例えばオーラスで、あなたが西家の25000点持ち 南家は29300点 供託1 0本場
何を自模れば逆転できるかわかりますか?
正解は7001300です。
[ピンフ ドラ1 ツモ]などで逆転です。
点差が4300なので、供託の分引いて3300点は必要。
7001300なら子の相手から700点回収するから残り2600点
自分がもらえる点数が700+700+1300だから2700点増えるので100点差で逆転できる。
こんなの対局中にささっと計算できるわけないですし、相手を待たせるわけにもいけません。
よく出現する50符以下の点数で何点差が縮まるのかを全て暗記しちゃいましょう。
点差の縮まる表
子のツモ上がり点数
子のツモ上がり点数 | 子と縮まる点差 | 親と縮まる点差 |
300/500 | 1400 | 1600 |
500/1000 | 2500 | 3000 |
700/1300 | 3400 | 4000 |
1000/2000 | 5000 | 6000 |
1300/2600 | 6500 | 7800 |
1600/3200 | 8000 | 9600 |
2000/4000 | 10000 | 12000 |
3000/6000 | 15000 | 18000 |
4000/8000 | 20000 | 24000 |
親のツモ上がり時の点数表
親のツモ上がり点数 | 縮まる点差 |
500オール | 2000 |
1000オール | 4000 |
1300オール | 5200 |
2000オール | 8000 |
2600オール | 10400 |
3200オール | 12800 |
4000オール | 16000 |
6000オール | 24000 |
8000オール | 32000 |
って言っても覚えるの難しいですよね。😩
親は点数×4なので暗算でもできますが、子のツモ上がりは必須です。使用頻度もたかいので・・・。
一応僕の覚え方を紹介しますので必要であれば参考にしてください。
角野流 子ツモ点差表の覚え方
子のツモ上がり点数 | 子と縮まる点差 | 親と縮まる点差 | 覚え方 |
300/500 | 1400 | 1600 | ゴミはしろ |
500/1000 | 2500 | 3000 | ゴットはニーゴ(エイプの人)さん |
700/1300 | 3400 | 4000 | ナナトーさんはサンヨンヨンセン |
1000/2000 | 5000 | 6000 | 仙人は五郎 |
1300/2600 | 6500 | 7800 | イチサンニーロクのロゴは菜葉 |
1600/3200 | 8000 | 9600 | 色がサニーは蜂が黒い |
2000/4000 | 10000 | 12000 | ニーヨ(ラッパー)は1万と1万2千殴る |
3000/6000 | 15000 | 18000 | サブローは苺が嫌 |
4000/8000 | 20000 | 24000 | ヨツハに西 |
参考になれば良いのですが・・・。
一応紹介しました。
関係牌の数は把握しておく
あなたの必要な牌の数だけでも何枚捨てられているのか把握しましょう。
捨て牌の数を把握しておけば、あがりやすい待ちを選択することができるからです。
可能であれば、必要な牌の隣の牌が局の最初の方に捨てられている事が確認できれば更に良いです。
例えばあなたが待ちだとして、序盤に
などが捨てられていれば、相手の手配に
がない可能性が高まるからです。
もしあなたが局の最初にを持っていたら、最初に
を捨てたりしませんよね。
相手の手配にあなたの必要な牌が無い可能性が高いということは、残りは山に残っている可能性が高くなるので、良い待ちとなります。
捨て牌の情報を一つでも多く理解し、良い待ちを選ぶようにしましょう。
勝てないとわかった局でやるべき戦略
これはスピードも打点も勝てないとわかった局は、勝てない時の戦略があります。
そんなときの戦略を3つ紹介します。
勝てない局で役立つ戦略3つ
・良い手配に見せる
・ドラを見せる
・最初からベタオリする
一つずつ紹介していきます。
良い手配に見せる
明らかに手配が悪い、「これでは勝てない」と気づいたら、良い手配に見える捨て方をしてみましょう。
あなたが良い手配と騙すことで、他の相手は攻めにくくなるからです。
たとえ嘘でもあなたの手配はわからないので気づきません。
例えば、手配がバラバラでもソーズとピンズだけ捨てて、マンズはできるだけ鳴くようにしてください。
少なくても上家はマンズを捨てにくくなります。
なぜならマンズの清一色に見えるからです。
しかし防御力が下がるのも事実なので手配に安全牌が多くあり、守りに自信がある方のみにおすすめです。
ドラを見せる
上がれない時でも、ドラが2枚あるときなどは鳴いてみましょう。
ドラポンをされた時点で全員が警戒します。上がり役が付いたらマンガンになるからです。
例えテンパっていないように見えてもマンガンが確定している相手にはなかなか攻めきれません。
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ぜひ試してみてください。
最初からベタオリする
絶対勝てないと思ったら、最初からおりてしまいましょう。
確率的に麻雀は4回に一度しか上がれない競技なので、ダメなときにはいさぎよくしっかりおりることも大事です。
点数が増えることはないかもしれませんが、大きく自分だけが減ることもありません。
次のチャンスが来るまでじっと耐えるのも麻雀です。
だめだと気づいた場合にはなるべく早くおりるようにしましょう。
まとめ:勝てない時には自分を見つめ直し色々試してみよう
今回は麻雀で勝てない原因と解決策について解説しました。
麻雀は必ず敗者が出る競技です。
その負けが重なったときには、確率のせいにせず自分を見つめ直し、改善点を見つけることが一番大切です。
あなたも今回紹介した内容で当てはまっていることがあれば、一度やり方を変えてみてください。
必ず効果が現れますよ!
今回は以上です。